2005年度の活動

(2005年度定例観察会の様子です)

日時 平成17年9月11日(日)8:30〜9:30
●天気 晴れ
●鳥記録…カラス、カルガモ、カワセミ、キセキレイ、シジュウカラ、スズメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ。
●その他生きもの…ミンミンゼミ、シオカラトンボ、ナツアカネ、マユタテアカネ、ナミアゲハ、コイ。
●花…コナギ、オモダカ、タカサブロウ、キクイモ、ミズヒキ、オオブタクサ、コセンダングサ、クズ。
●状況等…カワセミは、2固体で、3回目撃。1羽は崖部のところで、はじめ上流に飛び去り、観察者が戻ってきたところで今度は下流に飛び去った。もう1羽はカーブ下手の竹に止まっていたものが下流に飛び去った。蓮田のハスは、花は終わり、蜂の巣のような実をつけていた。少し実をわけてもらい、食べてみたが栗のようでなかなか美味であった。オオブタクサは満開で、触ると花粉が飛び散った。小魚は先月と同じく数多くいた。先月より全体的に成長しているようである。カーブ部で釣りをしている人がいた。また、お魚キラーで小魚を取っていた。畑ではウサギの足跡があった。カーブ部でオオタカかカラスに襲われたと思われるカモの羽が散らばっていた。
日時 平成17年8月14日(日)8:30〜9:30
●天気 晴れ 暑い
●鳥記録…カラス、カルガモ、カワセミ、カワラヒワ、キジバト、シジュウカラ、スズメ、ツバメ、ヒヨドリ、ムクドリ。
●その他生きもの…ウスバキトンボ、オニヤンマ、ハグロトンボ、ミヤマアカネ、シオカラトンボ、ツクツクボウシ、ヒグラシ、ミンミンゼミ、アブラゼミ、ニイニイゼミ、コガネグモ、カマツカ、ブラックバス。
●状況等…カワセミは、崖部で2羽上流に飛び去った。うち1羽はまた下流方向に飛び、観察者の先導をするように、徐々に下流に飛んでいった。夏休みの研究で、四万十川と地元の川と比較したいということで神奈川学園の学生の参加があった。蓮田のハスは、まだ数多く咲いていた。暑いからか鳥自体はあまり見られなかったが、トンボ、セミなどの虫達は活発に活動していた。カルガモは親子連れで8羽いたが、子供も親と見分けがつかないほど大きさ、羽の色が成長していた。川には、今年生まれたと思われる4、5cm位の小魚が何百と数多く群れていた。カーブ部下流の流れがゆるやかなところで、20cm位のブラックバスが確認された。先日の大雨の影響と思われる。
写真はありません 日時 平成17年7月10日(日)8:30〜9:30
●天気 晴れ 
●鳥記録…ガビチョウ、カラス、カルガモ、カワセミ、キジバト、スズメ、セグロセキレイ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ムクドリ。
●虫など…ハグロトンボ、コオニヤンマ、シオヤトンボ、アジアイトトンボ、キアゲハ、キマダラセセリ、ヤブキリ、ニイニイゼミ。
●状況等…カワセミは、崖部でせり出した木に止まっていたものが、上流に飛び去った。その後、観察者が通り過ぎた後から、追い越すように飛んでいき蓮田を越えて上流に飛び去った。下流の大岡山から親子2名が参加された。なんとか飛び去っていく背中姿を見られたようだ。前夜の大雨で、川の水はかなり濁って増水していた。宮橋すぐ下の中州ではオオブタクサが増水のせいで倒れていた。蓮田ではハスが開花しはじめていた。カメラマンや見物客も何人も来ていた。集合場所が宮橋から小山田神社に変更になり、カワセミコーヒーもはじめた。
日時 平成17年6月12日(日)8:30〜9:30
●天気 晴れ 
●鳥記録…ガビチョウ、カラス、カルガモ、カワセミ、キセキレイ、コゲラ、スズメ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ムクドリ
●状況等…カワセミは、3羽確認。一羽は観察開始直後に宮橋上流左岸の護岸の上でザリガニを捕まえて飲み込んでいるところを発見(写真参照)。ザリガニは、器用に頭を護岸に打ち付けられ、しっぽ側から飲み込まれていた。二羽目は、崖下流のカーブしているところで、木に止まっていたものが下流に飛び去っていった。三羽目は、二羽目が飛び去ったところとほぼ同じところで右岸の倒れている竹に止まっていた。エサを探すのに夢中なのか、なかなか飛び立たず、10m位まで近づいて見ることが出来た。 
 宮橋下手で2m位はありそうなアオダイショウが川を泳いでいた。地元農家の人の話だと、昔は蛇を捕まえて焼き、酒のつまみとして食べたそうである。
 水田は、田植えがちょうど終わったくらいであった。オタマジャクシが育っていた。川の中では、今年生まれたと思われる3cm位の小魚が数多く群れていた。下流の堰を止めているため、水位は高かった。冬に足跡などが見られた河岸も水中だった。早春に発見した旧河川と思われるものは、地元農家の人の話だと、堰を作るときに水を流した「まわしぼり」の跡らしい。
5月は「源流祭」イベントのため休会としました。
日時 平成17年4月10日(日)8:30〜9:30
●天気 晴れ 
●鳥記録…カラス、カルガモ、カワセミ、キジバト、キセキレイ、コゲラ、シジュウカラ、シメ、セグロセキレイ、ツグミ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ムクドリ
●花…ヤマエンゴサク、ショカッサイ、ナノハナ、ヒメオドリコソウ、ホトケノザ、オオイヌノフグリ、ナズナ、セイヨウタンポポ、キランソウ
●状況等
カワセミは、鳴きながら畑上空を通過。まさに春で、暖かく、多くの木や草が花をつけていた。小山田神社のサクラも咲き誇り、見事であった。先月に引き続きアライグマの足跡を確認した。小魚が泳ぐ姿は見られなかった。下流部の深いところでは、大きなコイとアカミミガメが泳いでいた。田んぼでは地元農家の方が、田起こしと畦づくりをやっていた。