2004年度の活動

(2004年度定例観察会の様子です)

平成17年3月13日(日) 8:30〜9:30
●天候:晴れ
●鳥記録… カルガモ 、ハシボソガラス、ツグミ、ハクセキレイ、モズ、アオジ、ジョウビタキ、カワラヒワ、ムクドリ、ガビチョウ 。
●花…ヒメオドリコソウ、ホトケノザ、ナズナ、タネツケバナ、オオイヌノフグリ
●状況…廻し堀りの跡が確認された。大曲の周辺の水辺でアライグマの足跡が確認できた(写真参照)。フキが沢山生えている場所があった。
平成17年2月13日(日)8:30〜9:30
●天気 晴れ 
●鳥記録…カラス、カルガモ、カワセミ、キジバト、キセキレイ、シジュウカラ、ジョウビタキ、タヒバリ、ツグミ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ムクドリ、モズ
●状況等…カワセミは、宮橋のすぐ下の左岸の護岸の上で確認。天気は良かったが観察開始時はまだ朝方の寒さが残っていた。11日にケーブルテレビ「イッツコム」にカワセミ応援団が生放送で出演したので、一般参加者が多く訪れるかと期待したが、寒さのせいか、残念ながら参加者は来なかった。水量は先月よりもさらに少なかった。長靴装備で先月発見した下流部右岸の竹やぶの中の流れを探検した。状況から旧河道と思われる。下流の堰で取水するために流れを変えたもののようである。流れの水面は本川の水面よりもかなり低く、本川の水がしみだしている水と思われる。流れの周囲はマダケが繁茂して暗い林であった。流れの最後は堰の下に合流していた。堰の下の合流地点は深く、大きなコイが群れていた。
平成17年1月9日(日)8:30〜9:30
●天気 晴れ 
●鳥記録…カシラダカ、カラス、カルガモ、カワセミ、キジバト、キセキレイ、コゲラ、ジョウビタキ、ツグミ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ムクドリ
●状況等…カワセミは、90度カーブしているところのすぐ上流の木に留まっていた。観察者が近づくと下流方向に飛び去っていった。天気は良かったが、日陰は寒かった。崖の下の畑には、暮れの雪が残っていた。下流部では雪のために川側に倒れ掛かっている竹が多くあった。水位が低く長靴で渡れたため、以前より水音がしていて、気になっていた下流部右岸の竹やぶの中を見ることができた。
 そこはえぐれた地形をしており、川の護岸擁壁の反対はダムの堰堤のようになっていて、かなり低い位置を水がちょろちょろと流れていた。旧河川か農業用水の跡なのではないかと思われた。溜まっているところでは、コイと思われる魚が取り残されて、バシャバシャと動いていた。
平成16年12月12日(日)8:30〜9:30
●天気 曇り 
●鳥記録…エナガ、カラス、カルガモ、カワセミ、キジバト、キセキレイ、コゲラ、シジュウカラ、シメ、スズメ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、メジロ
●状況等…カワセミは、宮橋下手のカーブのところで、観察開始時と終了時に、観察者と逆方向に飛び去っていった。90度カーブしているあたりで、一羽のカルガモがうずくまっており、人が近づいても全然動かなかった。かなり衰弱しているようであった。斜面の木もほとんど落葉していた。とても寒い日であった。寒くなってきたからか魚は見えなかった。大きなコイだけが下流の深いところにかたまっていた。・シラカシの実がたくさん落ちていた。
平成16年11月は「とことん巡り」の行事と重なったため休会としました。
平成16年10月10日(日)8:30〜9:30
●天気 小雨 
●鳥記録…アオサギ、オナガ、カラス、カルガモ、カワセミ、キジバト、キセキレイ、スズメ、セグロセキレイ、チョウゲンボウ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ムクドリ、モズ
●状況等…カワセミは、観察開始時に宮橋の上流左岸のゴミの上にとまっていた。また、土の崖部あたりで上流から下流へと通過していった。前日の台風で、水量は多く、水も濁っていた。水位もかなり上がったようで、護岸下部の草は水でなぎ倒されていた。90度カーブしているところでは、くぼみに魚が取り残されて死んでいた。また、それを狙ったと思われるサギの足跡があった。鳥たちは台風時は動けなかったが、台風が通過して、解放されたためか、動きが活発であった。カルガモの7羽の子も、もう親と見分けがつかないほど大きく成長していた。
平成16年9月12日(日)8:30〜9:30
●天気 晴れ 
●鳥記録…オオタカ、カラス、カルガモ、カワセミ、キジバト、スズメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ムクドリ、モズ、ムギマキ?
●その他生きもの…ハグロトンボ、オニヤンマ、シオカラトンボ、アゲハ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシ、エンマコオロギ、オンブバッタ、ブラックバス、コイ
●花…ハス、キクイモ、ママコノシリヌグイ、コナギ、オモダカ、ヒガンバナ、ツルボ
●状況等…・カワセミは崖の下手の木が覆い被さったあたりから、90度カーブしているところあたりで、行き帰り、往復で見られた。また、宮橋下部の護岸部でも上流から下流へと通過していった。全部で2個体。オオタカは崖の下手の木が覆い被さったあたりから飛び出し、すぐ頭の上を通り、一瞬で崖部の林に消えていった。モズも高鳴きしており、季節は秋である。ハスはまだいくつか咲いているが、もう終わりで、実がたくさんできていた。ヒガンバナの開花も今年は早いようだ。ウワミズザクラが実っていた。食べたら始めは甘いが後で苦い味であった。ミズキの実は苦く食べられるものではなかった。
平成16年8月8日(日)8:30〜9:30
天気 晴れ
●鳥記録…カルガモ、カラス、ニワトリ、カワセミ、メジロ、エナガ、キジバト、ツバメ
その他の生きもの…キタテハ、ウスバキトンボ、シオカラトンボ、アジアイトトンボ、イチモンジセセリ、ススメガ、コオニヤンマ、ザリガニ、ミンミンゼミ、ツクツクホウシ、アブラセミ、コイ、オオヒラタシデムシ、ミシシッピーアカミミガメ、タモロコ、モンシロチョウ、ヤマトシジミ、ハグロトンボ
●おもな植物…ウキクサ、ハス、ヘクソカズラ、ママコノシリヌグイ、オモダカソウ、コンニャク、
●状況…蓮田のハスは最盛期か?カワセミは崖の下手の木が覆い被さったあたりで、奥に入っていった。別途鳴き声の個体が1羽。農家のかたからコンニャクの木を教えていただいた。ゴーヤも差し入れていただいた。ミシシッピーアカミミガメが鶴見川のコンクリート壁面を登ろうとしていた。

平成16年7月11日(日)8:30〜9:30
●天気 晴れ 朝から30度を超える暑さ
●鳥記録…オオタカ、カラス、カルガモ、カワセミ、キジバト、スズメ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ

その他の生きもの…ハグロトンボ、オニヤンマ、ウスバキトンボ、オオシオカラトンボ、シオカラトンボ、モンシロチョウ、モノアラガイ、アブラハヤ、モツゴ、シマドジョウ、コイ
●状況…蓮田ではハスが3分咲き程度、甘いにおいがただよっていた。カワセミは崖の下手の木が覆い被さったあたりから飛んできて、90度カーブしているところにダイビングした。オオタカが日大三高方面からリサイクルセンター方面に羽ばたきながら飛んでいった。北側の空には入道雲が成長し天高く広がっていっていた。

平成16年6月13日(日)8:30〜9:30
●天気 雨上がり直後
●鳥記録…オナガ、カラス、カルガモ、カワセミ、キセキレイ、シジュウカラ、スズメ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ムクドリ、
●状況…雨上がり直後で川は濁っていた。魚影は確認できず。蓮田ではウキクサが繁茂。カワセミは新しいコンクリート護岸の水路の流入口にしばらく止まっていた。濁った川に飛び込んだからか、羽が薄汚れていた。近所の話では、最近カワセミは朝7時過ぎ頃に蓮田のほうで見られるとのこと。和光鶴川小学校のチビッコが5名と先生1名が参加。
平成16年4月11日(日)8:30〜9:30
●天気 晴
●鳥記録…カワラヒワ、キセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、シジュウカラ、コゲラ、カワセミ
●植物記録…タンポポ、ナノハナ、ナズナ、ヒメオドリコソウ、ホトケノザ、ショカッサイ、ハルジオン、カラスノエンドウ
●状況…宮橋下流右岸の住宅が切れるところにコンクリート護岸工事(約15メートル)が入っていた。カワセミが巣を作りやすい土壁が減少することになるので、今後は工事情報を事前に把握する必要があると思います。